百人一首の聖地
近江神宮をお参りしました。
ご祭神は天智天皇(天命開別大神)
色あざやかな朱色の楼門が目を引き
大変印象的です。
紀元2600年の佳節にあたる1940年に
天智天皇が遷都された近江の都で
「近江大津京」の跡地に創建されました。
1940年といえば昭和15年なので
歴史的にはまだ新しい分野に入るのかなぁと
思いますが・・
境内は荘厳でとても静かでした。
手水舎
感染対策として
柄杓は置かれていませんでした。
漏刻(水時計)
天智天皇は
日本での初めて「時の経過」を形にし
水時計を創りました。
他にも技術開発、産業振興など
国の発展に大いに貢献され
大勢の人々から親しまれています。
深い感銘を受けますね。
こちらの漏刻は、
スイスのオメガ社から贈られたものです。
古代火の時計
約4000年前に
中国で夜間の時間を計るものとして用いられたものです。
時間の長さを伝える
ドラマチックな龍のお姿でした。
アメリカのロレックス社から贈られたものです。
(中国で使われていたもの)
本殿
森の中に存在するような本殿です。
参道も緑がいっぱいだったので
とても神聖な雰囲気が感じられました。
栖松遥拝殿
有栖川家の「栖」と
高松宮家の「松」をとり名付けられたお社です。
とても神秘的です。
〜秋の田の かりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ〜
小倉百人一首で詠まれている
天智天皇の歌ですね。
近江神宮では 年に一度
盛大にかるた大会が開かれます。
神座殿
結婚式や御祈祷などが行われる場所。
境内には
芭蕉の句碑などが見れらました。
アニメ「ちはやふる」のロケ地としても有名です。
初詣の時期などでよく耳にする近江神宮ですが
普段(平日)の参拝者は少なめでした。
境内では
所々に「赤色」の建造物が目に入り
落ち着いた中でも雅やかで
「和」の雰囲気を感じられた1日でした。
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